■Hresvelgr(フレズベルグ)/Hrodvitnir(フローズヴィトニル)について

北欧神話の中に出てくる巨大な鷹の名がHresvelgrです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フレズベルク、フレースヴェルグ(Hrasvelgr)は北欧神話に登場する怪物。
巨大な鷹の姿をしており、世界のあらゆる風は、フレスベルクがおこしているという。
その名は「死者を飲み込む者」を意味し、死者の肉を喰い、魂を運ぶ。
世界樹ユグドラシルの頂上からいつも下界を見ている。
その傍ら、栗鼠のラタトスクを介して世界樹の根っこにいるニーズヘッグと罵り合っている。
ラグナロクにて、死者の魂を食べ続ける。

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といっても、死者の肉を食らうと言っても、悪鬼ではないようです。
■フローズヴィトニル  【Hrodvitnir「高名なる狼」の意。】

月を追いかける狼ハティの父狼の名前だと、スノッリの『エッダ』『ギルヴィの惑わし』第12章、
また『グリームニルの言葉』第39節で言われています。
「ロキの口論」第38節ではフェンリルのことだと言われています。
多くの学者によってもフェンリルのことだと見なされています。
←ユグドラシル
この木の頂上にいるのがフレズベルクです。
ニーズヘッグ
世界樹(ユグドラシル)の根をかじる蛇の事。
嘲笑する虐殺者の異名を持つ
ラタトスク
それぞれの世界の間に情報を伝えるメッセンジャーとなっている。
また、フレズベルクとニーズヘッグの罵り合いの
メッセンジャーになって喧嘩を煽り立てては楽しんでいる。
余談ですが、Laevatain(レーヴァテイン)は 北欧神話に登場する剣(杖?)の一つ
Ganbantein(ガンバンテイン)は同じく北欧神話に 登場する他者の魔術を無効化する魔法の杖。
さらに言うと、tein(テイン)は杖という意味
でもレーヴァテインは剣として伝えられてたり するらしく、調べてみても曖昧だったりします